事故発生から解決まで
I 物損事故(通常の場合)
- 車両価格の査定でもめることがあります。警察を呼びます。警察から双方へ聴取があります。警察が物件事故報告書を作成します。
- 双方で連絡先を交換して分かれます。
- 双方で修理の見積もりをとります。
- 加害者(加入損保)が被害者車両(被害車)の修理費を査定します。それを受けて費用の支払,被害車の修理,買換えの実施,代車を利用。
(加害者に過失相殺がある場合,被害者(加入損保)が加害者車両(加害車)の修理費を査定します。それを受けて費用の支払,加害車の修理,買換えの実施,代車を利用)。詳しくは「物損事故で何が賠償されるか」を確認ください。 - 加害者・被害者が,査定,過失相殺でもめますと(損保から)費用がでないので,修理が始まらないことがあります。その場合,自分で修理費を立て替える等しなければなりません。
- 賠償額の提示があります。査定や過失相殺でもめた修理費,代車料のほか,評価損(格落ち損)等について評価が記載され,賠償額の提示があります。
- 納得される場合は和解,納得しなければ訴訟をします。
II 人損事故の場合(通常の場合)
- 警察を呼びます。警察から聴取があります。被害者は病院に向かいます。
後日,双方が立ち会って実況見分調書が作成されます。 - 被害者が,加害者(加入損保)に医療記録開示の同意書を提出すると,治療費の支払いが可能になり,被害者の治療が開始されます。
なお,過失相殺,治療内容により治療費がストップすることがあります。
詳しくは,「治療費は必ず支払われるか」の項を参照ください。 - 治療の治癒の場合は直ぐに4に。後遺障害が残ったときは医師に後遺障害診断書を記入してもらい,後遺障害等級認定を受けます。認定が不満であればそれを争います。
- 加害者(加入損保)から損害額の提示があります。
- 納得される場合は和解,納得しなければ訴訟をします。
運営者情報
弁護士法人ウィズ代表弁護士
岡崎 秀也
経歴
昭和35年 | 12月16日生まれ |
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昭和54年3月 | 埼玉県立川越高校卒業 |
昭和60年3月 | 中央大学法学部卒業 |
平成2年11月 | 司法研修所入所 司法研修所期 |
平成3年4月 | 司法研修所入所(45期) |
平成5年4月 | 弁護士登録 |
平成6年4月 | 卓照法律事務所入所(後に卓照綜合法律事務所に改称) |
平成23年2月 | 弁護士法人ウィズ設立 |
現在 | 弁護士法人ウィズ 代表弁護士 |
所属・職歴
第一東京都弁護士会所属(登録番号23120)
平成6年4月 | 東京三弁護士会交通事故処理委員会 日弁連交通事故相談センター東京支部委員(現在も同じ) |
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平成11年5月 | 同支部嘱託 |
平成13年5月 | 同支部副委員長 算定基準部会長を兼務 (「民事交通事故訴訟損害賠償算定基準」 (いわゆる「赤い本」)の編集責任者) |
平成18年12月 | 日本司法支援センター(法テラス)アドバイザリースタッフ |
平成22年4月 | 同支部副委員長 |
平成23年4月 | 同委員会委員長 |
その他 |
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